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喪中の場合のお中元はどうする?贈り方

2024.06.29

お中元を贈りたいけれど、喪中の場合にはどうしたらいいんだろう…と悩んでしまいますよね。
お中元は季節のご挨拶ですから、贈る側・贈られる側どちらが喪中であっても、基本的には贈ってもよいとされています。
ただし贈り方には少し配慮も必要です。
ここでは、喪中の場合のお中元の贈り方について見ておきます。

お中元は四十九日を過ぎてから

喪中の方にお中元を贈る場合、基本的には忌明けを迎えてから贈るようにします。
まだ四十九日が(神式の場合は五十日)経っていない場合は、遺族も悲しみの中にあるため贈るのを控えたほうがよいでしょう。
その代わり、暑中見舞いや残暑見舞いとして時期をずらして贈る方法もあります。
贈る側が喪中である場合も同様です。
日本では昔から死を穢れとする考え方があり、忌中の家から贈り物をされることで穢れが移るという印象を抱く方もいます。
贈る側の場合にも、四十九日が済んでから贈るように心がけましょう。

喪中の場合ののし・水引

また、喪中の場合にはお中元ののし・水引にも気を付ける必要があります。
通常のお中元には紅白蝶結びの水引のついたのし紙を掛けますが、これはお祝い事を意味しますので、喪中の場合にはふさわしくありません。
水引やのしのついていない無地の奉書紙や白短冊に「御中元」の表書きで贈りましょう。
デパートなどでお中元を購入する場合には、喪中であることを告げればこのような掛け紙を用意してもらえると思います。
もし喪中であることを知らずに紅白水引ののし紙で贈ってしまった場合には、電話でお詫びをするか、お線香をあげさせていただくと、気持ちが伝わるのではないかと思います。

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